●田中歯科月信(2009.12月号)

よく噛んで、アンチエイジング

現代の日本人の食事をする時の咀嚼の回数は戦前と比較すると、6割も減少しているといわれています。 「よく噛む」ことは下記のような効用があると考えられています。

1.1.よく噛むことで、脳が活性化する。

2.「噛むこと」で心も体もリラックスする。

3.よく噛んで食べれば、肥満の防止になる。

4.よく噛めば唾液の分泌が増加する。



●田中歯科月信(2009.11月号)

お口とカラダの密接な関係

1.歯周病は糖尿病の第6の合併症

糖尿病にかかっている人はそうでない人より歯周病になるリスクが3倍も高いといわれています。また、歯周病菌が血管から体内に入ると糖尿病を悪化させる可能性があります。

2.歯周病の影響で低体重児を早産する確立が高まる

妊婦が重篤な歯周病にかかっていると、早産や低体重児の出産になりやすい可能性があります。

3.生理的機能が低下すると肺炎を併発しやすい

歯周病菌を食べ物などど一緒に誤嚥することで肺炎を起こす可能性があり高齢者は特に注意が必要です。


・11/29 MYTISインプラントアドバンスセミナー2009で講演(大阪)
       「ちょっとアドバンスなインプラント臨床のために」



●田中歯科月信(2009.10月号)

事故などで歯が抜けた時は?

歯が抜けても「植え直す」(再植)ことで多くの場合は生着します。その歯が将来も長く役立つかどうかを左右するのは、抜けてから「植え直す」までの保存状態です。 その保存状態が、最も大事な歯の根っこを包んでいる膜(歯根膜:しこんまく)の生死を左右するからです。

歯の保存に大事な事項

1, 抜けても多くの場合は生着するので拾って歯科医院に持参しましょう。

2, できるだけ早く

3, 素手で歯根を触らないで

4, 乾燥状態にしないで、手近に牛乳があれば牛乳に入れて
 (歯の保存液として身近で一番優れているのは牛乳です。)
5, 牛乳がない時はお口の中に入れて
  (唾液が保存液の代わりをします。)



●田中歯科月信(2009.9月号)

歯・口&骨の健康編(「生活習慣改善Book」から)

1, 毎食後と寝る前に歯をみがく。
むし歯・歯周病の原因のプラークをとりのぞきましょう。

2, 歯ブラシを常に持ち歩く。

歯みがきが無理な時はうがいだけでも効果はあります。

3, 異常がなくても歯科検診を受ける。

歯だけでなくお口のなかの異常についてもチェックしましょう。

4, カルシウムをしっかりとって骨を丈夫に。

乳製品、小魚類、ごま、ひじき、大豆食品、緑黄色野菜等。
5, 食事と適度な日光浴でビタミンDを摂取。
干ししいたけ、レバー、ニシン等1,消化を助ける


・9/25〜27 日本口腔インプラント学会(大阪)歯科衛生士教育講座で座長・講演



●田中歯科月信(2009.6月号)

むし歯は夜つくられる。

寝ている間にむし歯になるってしっていましたか?

就寝中のお口の中は、だ液の流れも少なくなって、酸素もほとんど無くなるので、酸素を嫌うむし歯の原因菌の活動にとってはもってこいの環境になります。 小さな子供さんの「おやすみ歯みがき」はお母さんが磨いてあげてください。 特に小児のむし歯予防には、夜寝る前のお母さんによる仕上げみがきが欠かせません。



●田中歯科月信(2009.5月号)

歯周病と糖尿病

糖尿病の管理がよくできていない歯周病の患者さんは、いくら治療をしても歯周病がなかなかよくならないことをよく経験します。また、歯周病を治療することで糖尿病が安定することもあります。
感染症に弱い糖尿病患者が歯周病にかかりやすいだけでなく、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するなど、互いに影響を及ぼし合っていることが明らかになってきています。





●田中歯科月信(2009.7月号)

かむとどんな効果があるの?

1,消化を助ける

食べ物をすりつぶすことで消化が良くなる。

2,歯ぐきやのあごの骨を丈夫にする

食べ物をすりつぶすことで消化が良くなる。

3,だ液の分泌を促する

だ液が消化を助け、口の中の細菌の増殖を抑える

4,脳を活性化する

脳の血流が増えるゆっくりたべることで満腹感が得られ、ダイエット効果が期待できる


・7/12 (社)日本歯科先端技術研究所定期認定講習会
      東京で講演「 ITIインプラントの基礎と臨床 」



●田中歯科月信(2009.6月号)

むし歯は夜つくられる。

寝ている間にむし歯になるってしっていましたか?

就寝中のお口の中は、だ液の流れも少なくなって、酸素もほとんど無くなるので、酸素を嫌うむし歯の原因菌の活動にとってはもってこいの環境になります。 小さな子供さんの「おやすみ歯みがき」はお母さんが磨いてあげてください。 特に小児のむし歯予防には、夜寝る前のお母さんによる仕上げみがきが欠かせません。



●田中歯科月信(2009.5月号)

歯周病と糖尿病

糖尿病の管理がよくできていない歯周病の患者さんは、いくら治療をしても歯周病がなかなかよくならないことをよく経験します。また、歯周病を治療することで糖尿病が安定することもあります。
感染症に弱い糖尿病患者が歯周病にかかりやすいだけでなく、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するなど、互いに影響を及ぼし合っていることが明らかになってきています。



●田中歯科月信(2009.4月号)

骨粗しょう症の薬(ビスホスホネート系製剤:BP剤)と
歯科治療

BP剤とは?

骨を強くする作用があり、骨粗しょう症の治療や悪性腫瘍の骨転移などに対して使われます。

副作用

顎の骨の露出や骨の難治性の壊死がおこることが稀にあり、歯科の治療を契機に発症することが多いのです。   
注射薬で1~2年、経口薬では3年以上服用されている方は特に注意が必要とされており、ステロイド剤を併用すると危険性が増すとされています。
*骨粗しょう症の治療をされている方はお申し出下さい。



●田中歯科月信(2009.3月号)

むし歯は夜つくられる

寝ている間にむし歯になります!

就寝中のお口の中はだ液の流れが少なくなり、酸素がほとんど無くなります。酸素を嫌うむし歯菌の活動にとってパラダイスとなるのです。
したがって、夜寝る前の歯みがきがとても大切です。
特に生えたばかりの永久歯のケアは重要です。 小さい子供さんは家族の方が、就寝前には必ず仕上げ磨きをしてあげましょう。


・3/14,15 (社)日本歯科先端技術研究所学術研修会(東京)



●田中歯科月信(2009.2月号)

食品による窒息事故を防ごう!!

しっかり噛んで食べることは、いますぐできる「窒息予防」

1. 一口の量は無理なく食べられる量にしましょう。

2. 食べ物を一口入れたらしっかりと噛みましょう。

3. 歯のない方は入れ歯を入れてしっかり噛みましょ う。

4. よく噛んで食べることは肥満の解消・予防にもなり ます。


・2/1 日本歯科先端技術研究所新年講演会(宇部)

・2/7.8 山口県矯正歯科研究会講演会(小倉)



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