●田中歯科月信(2016.11月号)
誤嚥性肺炎とは
誤嚥性肺炎とは、細菌が唾液や胃液と一緒に肺に流れ込んでしまうことで起こる病気です。
誤嚥とは、何かを食べたり飲んだりした時にそれが食道に入らず、気道に入ってしまうことをいいます。
元気な人でも何かの拍子に食べ物や飲み物が気管に入ってしまい、むせてしまうことがあります。しかし健康な状態であれば、「ケホケホ」と咳き込むことで気管に入った物を出せます。
しかし吐き出す力が弱くなっている場合、気管に入ったものを出すことができません。そのため、細菌が肺に入って繁殖してしまうのです。
食べ物や飲み物による誤嚥のほか、夜寝ている時に口の中で繁殖した細菌を誤嚥してしまったり、吐瀉物をうまく吐き出せずに気管に吸い込んでしまったりした時に起こることもあります。
家庭での誤嚥性肺炎の予防には下記の2点が大事といわれています。
1. 食後はすぐには横にならないこと。。
2. お口の中の雑菌を減らすための口腔ケア。歯磨きやマウスウオッシュ。
www.ishamachi.com/?p=7063から引用・改変。
11/5,6(公社)日本口腔インプラント学会 中国四国支部学術大会(高松)
木曜午後はインプラント等の手術日となっています。