●田中歯科月信(2014.4月号)
日本と外国の歯の矯正への考え方の違い
欧米では、歯の矯正は当たり前で、子供から大人まで多くの人が矯正のお世話になっています。ところが日本では、欧米並みにまで矯正が浸透していないのが現状です。
この違いは、文化や社会背景によって大きく変わってくると考えられます。例えば、欧米ではあいさつにキスやハグをするのは日常的です。相手と顔を近づける習慣があり、食事マナーも厳しく、正しい歯並びであることは社会生活を営む上で重要なことなのです。
しかし、日本では昔、歯を見せて笑ってはいけないなどの社会背景があり、今日まで笑みに関する意識の違いが、矯正の普及にも影響しているのかもしれません。
4月17日(公社)日本歯科先端技術研究所月例勉強会で講演
木曜午後はインプラント等の手術日となっています。