●田中歯科月信(2017.11月号)
8020運動の経過
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という8020運動(ハチマルニイマル)運動がスタートしたのは平成元年でした。
当時は女性の平均寿命がようやく80歳に到達したころで、実際に80歳で20本以上自分の歯を保っている人の割合は7%程度でした。
それが平成28年では51.2%となりました。
平成元年―――7%
平成11年――15.3%
平成28年――51.2%
当初の目標は平成34年までに50%を達成することだったので、予想よりもずいぶん早い推移だったといえます。
これは高齢者をはじめとして国民全体に口腔ケアの重要性が浸透し結果と考えられています。
毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアとが重要といえます。
11月18、19日(公社)日本口腔インプラント学会 中四国支部学術大会(徳島)
木曜午後はインプラント等の手術日となっています。